‘ワンフェス’ カテゴリーのアーカイブ
LED CIRCLE パターン
遅くなりましたm(__)m
画像の用意は無理(撮影してみたけど、わからない状況に)なので、説明文で…つたわるかな^^;
前説明
パターンの設定は、DIP-SWで行います。
全て、OFFの状態で’0’です。
1のSWが1,2のSWが2,3のSWが4,4のSWが8を表し、ONの時に加算します。
例えば、1と4をONにすると(1+8)=9となり、全部ONにすると15となります。
番号 | SW | 表示内容 |
0 | 0000 | 1つのLEDが時計回りに |
1 | 1000 | 上記の逆回転(反時計周り) |
2 | 0100 | 2つのLEDが時計回り |
3 | 1100 | 上記の逆回転(反時計周り) |
4 | 0010 | 4つのLEDが時計回り |
5 | 1010 | 上記の逆回転(反時計周り) |
6 | 0110 | 交互に点灯 |
7 | 1110 | 全LEDのフラッシュ(ON/OFF) |
8 | 0001 | 0と1を合わせた表示 |
9 | 1001 | 2と3を合わせた表示 |
10 | 0101 | 2つ置きに交互に点灯 |
11 | 1101 | 3つつながって時計回り |
12 | 0011 | 上記の逆回転(反時計周り) |
13 | 1011 | 11と12を合わせた表示 |
14 | 0111 | VRに応じて、0 > 2 > 4 > 7と変化します |
15 | 1111 | VRに応じて、バー表示(テスト用です) |
といった具合ですが、実際に点灯してみるのが早いかな、という気もします。
ソフトについての説明をして行く予定なので、環境(PIC書き込み)があれば、自分で作っても良いかも。
回路を考える・・・行き着いた先
回路図は出来たので、実際の回路(基板)を作る事に。
普段は、DS-PCBとかKiCADとか使ってます(時々EAGLE)が、いずれにせよライブラリがいまいちなのと、規模から考えてざっくり自分で回路を引いたほうが楽な事に気づく(笑)。
ちなみに、LEDは3mmを使って配置を考えた結果、蛇の目基板でも円形状に配置する事が可能だったので、無理して円形基板を作るのは止めました。
ということで、ざっくり回路を紙に書いて見たところ、PCBEでいいじゃんとの結果に。
基板サイズは、制御部は41×32、表示部は22×19(最大)となっています。
双方を面付けで1枚の基板とした方が値段的に楽なので、63×32の基板として作成。
部品面に書いてあるけど、PCBEのデータ(ガーバーデータのみ)で基板を作ってくれるところを探していたところ、株式会社ユニクラフト(unicraft)に行き着きました。
出来たのは、下の回路
一度、ガーバーデータを出力して、ガーバービューで表示した画像です。
一応、シルクでカットすれば、独立基板として使えるようにしてあります。
発注するぞ!
LEDの電子回路
頼まれて回路設計しました。
LED12個を円形状に並べて、くるくる回しての表示をするもの。
回る速度は、ボリューム(外部接続もできるように)でコントロールする感じ。
で、以下の様な感じで設計
・制御基板と表示基板を分ける
・制御基板は、組み込みを考えてなるべく小さく。
→必然的に部品は最小とする。
・制御と表示の配線は、なるべく少ない本数で行う。
てな感じですが、LEDが12個なので、13本必要な配線を2*6で合計8本で行う事に。
ダイナミック点灯するので、最大4*4の16個までLED繋げられる。
コントロールCPUにはPICを使用。
アナログとかGPIOの数から、PIC16F88に決定。
点灯出力を6ビット+GND制御に2ビット(GNDはTrで引っ張るので、それなりな電流にも耐えられる様に)+アナログ入力。
ついでに、パターンを選択出来る様に4ビットDIP-SWをつなげる事にしました。
んで、出来上がったのが下の回路図
※BSch3Vで書きました。
TrのC1815は、既に製造中止なのですが、相当品が出まわっている事と、とりあえず使いやすいので、使用しています。
1品もので作ろうかとも思ったのですが、どうせなので前からやってみたかった基板を作ることにし、基板屋と入稿データ(ルールも含めて)調べる事に。